転勤族の妻は、転勤のために数年ごとに環境が変わるためうつ病になるリスクも高めと言われています。
転勤族の妻として13年生きてきた私も、
「メンタル崩壊寸前だった。」
ということが過去に2回ほどあります。
渦中のときは限界ギリギリなのに、自分では気が付かず心がポキっと折れてしまうことも。
うつ病になると、人によっては布団から出られず動けなくなったり、回復までに数年かかることも多く家族崩壊の危機にも繋がります。
そのくらい、うつ病を回避する心のケアは大切です。
少しでも早めに予防ができたらと、転勤ネコの実体験や長年の転勤族生活で得たライフハックをお話します。
転勤族の妻のあなたへ〜うつ病リスクを今すぐチェック〜
以下のチェック項目に心あたりがあるようなら、何かしら心や体が「通常通り」ではないということ。
1つでも当てはまる項目があれば、うつ病予備軍かもしれません。
・以前好きだったことを(趣味)などに興味を持たなくなった
・集中力に欠きミスが増えた
・自己肯定が低くなった
・いつも疲れている(すぐ疲れるようになった)
・不眠/寝付きが悪くなった/早く目が覚めるようになった
・食欲がない
・痩せた
・スキンシップを嫌がる(求めない)参考記事:サワイ健康推進課|悪くなる前に気づいてうつ病
・家事がすごくめんどくさい
・自分で理由がわからないけどひどく怒りっぽい
・食べても満たされない
・誰とも話したくない
・メイクやおしゃれがどうでもいい(したくない)
正直に話せば夫も理解してくれましたし、理解をしてもらわないと永遠に続く転勤族生活を乗り切れません。

ひたすら心のスイッチOFFモード。一日中寝たり、昔の好きだったドラマや漫画を見返していました。
転勤族の妻の実体験〜初めての転勤と出産後がうつリスクが高い〜
13年の転勤生活の中、海外含めて全国4回の引っ越し経験があります。
今は「あ、やばいな」という感覚がわかってきているの、でメンタルが最悪になる前にセルフケアができますが、過去にうつ病のリスクが高かったのが以下のタイミングです。
初めての転勤後
覚悟はしていたものの、初めての転勤後は慣れない引っ越しの準備や片付けもあり、完全に燃え尽き症候群でした。
引っ越しに燃え尽きた後に気づく、孤独・失った生活への未練・未来への不安などマイナスな感情が襲ってきます。
転勤ネコは、仕事をやめて夫に帯同し、関東から関西の地方都市へ転勤しました。
関東以外に住むのも初めて、関西も初めて。無職で何にも属していない自分も初めて…。
孤独感がすごく強かったです。
同じく夫も新しい職場になれるのに必死で、お互い余裕がなくなりケンカも1番多くて…。

結婚して1番不仲でした。
アルコールにも逃げて、寂しさや虚無感を紛らわすように1人酒の量も増えました。
「うつ病の前にアル中になる!」と一念復帰し、近所の保育園でパートを始めました。
そこから毎日に張り合いが生まれ、職場の人との会話で孤独が和らぎ、体も疲れるので眠れるようになりました。
あのまま家に引きこもっていたら、夫婦仲も悪くなり取り返しのつかない事態になっていたことと思います。
「転勤ってこんなに大変なの?」
「人生であと何回こんな思いをするの?」
転勤族であるマイナス面をガッツリ味わい、理想通りに過ごせない自分への苛立ちや夫へのモヤモヤなど、メンタル不調を引き起こす要素が盛り沢山でした。
初めての出産後
最初の転勤から3年後に出産をしました。
一年ほど、関東の実家から遠い関西で初めての育児をしました。
出産を機に、仕事もやめているので再び孤独な毎日…。
保育士だったので子どものお世話になれていると思っていたのに、育児と仕事は全く違います。
24時間、生活をしながらの育児は心身ともに大変で、夫は忙しいのでワンオペに。
言葉の通じない乳児相手に大声を出したり、突然涙が出てきたり、産後うつのような状態でした。
おまけに難産の後遺症か子宮の戻りも悪く、産後の悪露も3ヶ月ほど続き(胎盤の一部が残っていた…)ずっと体調が悪くて。
「抱っこしてる手を離したら…」
「ベビーカーの手を離したら…」
と想像しては怖くて涙が出てくるような精神状態でした。
さすがの夫も気付き、1っヶ月ほど実家へ静養しに…。
なかなか手強かった胎盤の残りも薬で出すことができ、悪露がなくなって体調が安定して関西の自宅へ戻りました。
その半年後に、次の転勤で関東へ。
実家へ遊びに行ける距離だったので、幸いなことにメンタルは救われました。
産後ノイローゼは多少なりとも皆あると思います。
孤立している転勤族の妻は、産後うつのリスクは他の方に比べて高いので要注意です。
転勤族の妻がうつ病になりやすい理由
現代のような忙しい社会では、誰でもうつ病のリスク因子があると思います。
けれど、「転勤族の妻はうつになりやすい」と言われる理由はたくさんあります。
孤独
1番の大きな理由は「孤独」だからです。
転勤により急に環境が変わります。
住まいから人間関係、仕事など、全てです。
1日誰とも話さない、そんな日もあります。
誰とも会話がない生活は感情の動きも生まず、気づかないうちに鬱蒼としたものが溜まっていきます。
家にこもりがちになる
多くの転勤族の妻が、転勤を機に仕事をやめて帯同します。
引っ越し当初は用事がありますが、子どもが居ない・乳児のうちは家に引きこもりがちになります。
行くところや、交通手段がない場合もあるのです。
前項でお話しした産後うつの状態の時は、住んでいた場所が地方都市のベットタウンだったので家の前は田んぼや畑がありました。
都会暮らしでは想像しづらいですが、車がないと出かけられないような郊外です。
当時、運転できない私は、誰も歩いていない田んぼ道をベビーカーで散歩していました。
日光浴はできますが、より寂しい気分に…。
また冬はとても寒い地域だったので、乳児を連れて外出先もなく完全に引きこもっていました。
ストレスを溜めやすい
転勤族の夫は、忙しい場合が多いです。
家事や育児など、妻がこなす場合が多くワンオペになりがちに…。
なのに、気楽にグチを言えるような相手もいません。
なので転勤族の妻は、日々の生活でもストレスをためやすいのです。

ワンオペなのに、引っ越し当初は土地勘もなく買い物もままならない…。
八方塞がりとはこのことって思ってました。
気候の変化についていかない
見落としがちなのですが、転勤先によって気候の変化が大きいと自律神経が乱れます。
自律神経のバランスが崩れると、うつ病のリスクが高まる場合も。
とくに女性は冷えると、自律神経やホルモンバランスが乱れる要因になったりします。
寒い地域への転勤は要注意です。
また、標高の高い地域も気圧が合わず一年じゅう頭痛に悩まされたり、メンタル不調になりやすいと聞きます。
日照時間や気温、気圧なども自律神経に影響を与え、うつ病のリスク要因になりかねません。
生活の見通しが立たず不安になりやすい
転勤族の妻は、将来設計がわからず不安要素も多いです。
頭で理解して「大丈夫」と思えるときと、心身が弱っていて不安に襲われるタイミングがあります。
とくにSNSで友人のマイホームの写真を見たり、子どもの進学先や習い事の話題が出るときなどです。
「あと何回、住まいや学校を変えなければいけない?」
「老後はどこにどう暮らすのかしら?」
など、考え出すと不安や心配事は山のように湧いてきます。
納得して転勤族をしているつもりでも、不安になりやすい立場にいる転勤族の妻なのです。
転勤族の妻がうつ病にならないための予防策
私が長年試し、
「あ、このまま無理するとまずいな」
というとき効果的な予防策をお話しします。
休息をとる
夫に話して、料理を全くしない日を作ります。
そして寝室に引きこもります。
家事ってマルチタスクなので、料理をしながら買い出しのことを考えていたり、洗濯しながら掃除のことを考えていたり、頭も疲弊します。
体の動きを止めて、頭の休憩です。
1日、ネットフリックスなど見たりします。
半日でも数時間でも、自分のために休みます。
子どもが2歳&4歳でワンオペが大変だったとき、週末に夫に任せてビジネスホテルに一泊したこともあります。
夫は「ゆっくり寝ておいで」とお金を渡してくれました。
そのような家族の姿で、また頑張れたのだと思います。
15分外を歩く
気分が落ち込み、寝つきが悪くなってきたと感じると日光浴をしながら15分ほど散歩します。
好きな音楽を聴きながら、ただ歩きます。
そうすると夜の寝つきが良くなり、睡眠も取れるので気分も回復します。
田舎暮らしの時は、最寄りのコンビニが片道20分だったので、その日のおやつを買いに行ってました。
単純ですが、体を動かすのは大事です。
家以外に居場所を作る
初めての転勤直後、メンタルが危なかったとき打開策としてパートを始めました。
当時は寂しさが原因と感じていたので、人恋しさに仕事をし、結果的によかったです。
生活リズムも整い、他愛もないおしゃべりを職場の人として、孤独だった世界が広がりました。
何より自分の居場所が確保でき、お金ももらえて引け目なく欲しいものが買えて、自己肯定感もアップします。
仕事でなくても、地域のコミュニティやボランティアなど、何でもいいです。
転勤先でも人とつながる場所が一つあれば、孤独や閉塞感が和らぎます。
旧友に会いに行く
転勤先で人と話しても、急に深い話ができほど親しい友人はなかなかできません。
「寂しさMAX」だったとき、連休で旧友に会いに行ったことがあります。
顔が筋肉痛になるくらい、おしゃべりをして気持ちが段違いに明るくなりました。
30代前半だったので、まだまだお話ししたい年頃で。
今は40代になり、転勤族としての暮らしも経験値が増えてきたので自己解決できますが、転勤族になりたての頃は友達とひたすら話したい時がありました。
そんな時は、素直に行動するといいです。
習い事や資格をとる
転勤族の妻は仕事をやめていたり、キャリアチェンジを余儀なくされている方も多いです。
私自身も、保育士から在宅ワーカーへとキャリアチェンジをしました。
その最中、転勤きっかけの引っ越に伴う退職で、自分の存在意義がわからず虚無感が凄まじかったんです。
まさに、仕事=生きがいと考えるタイプで、職場の評価は自分の存在意義のような生き方をしていました。
なので、夫の人生のオマケになったようで虚しくて、複雑な気持ちを抱えていました。
メンタルが病む根っこに、いつも仕事や自分の人生への断絶感がありました。
納得して結婚したのに、割り切れない気持ちがずっとありました。
そんな自分が嫌で、ブログをきっかけにオンラインスクールへ行き、今は在宅ワーカーをしています。
目に見えて達成感を感じやすく、仕事につながったことが自分の自信になり、在宅ワークを始めて気分の落ち込みも軽くなりました。
生きがいや、やり甲斐を求めるタイプの方は、自己肯定感が上がります。
まとめ
私は陽キャラと言われる、明るいタイプです(笑)
でも、自分で驚くぐらい病みました。
今でも気持ちのアップダウンはあります。
そのくらい、転勤族の妻は特殊な環境です。
好きな人と結婚する条件は、環境が数年おきに変わること。
正直、転勤族の苦労は体験しないとわからない部分があります。
なので、転勤族と結婚したのでしょう。
転勤なしの生活は、夫の転職か単身赴任、離婚と、どれも究極の選択です。
ハードすぎです。
ただ、好きな人と家族として一緒に過ごしたいのに、抱える環境の変化とタスクが多すぎです。
転勤族の妻は多かれ少なかれ、メンタル不安も辛さも経験ずみな方が多く、経験値とともに打開策も持ち合わせています。
ご自分に合った予防をとり、自分ファーストで心を守ってください。
ひとりで考えても答えが出ないとき、たびたび利用するのがココナラの電話占い相談です。
転勤したてや夫婦の悩みなど、人に相談しづらいことを聞いてアドバイスをもらっています。
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