転勤族=年収高い
そんな世間のイメージ、ありますよね?
転勤族十数年である転勤ネコのアンサーは、

年収は、低くはないけど高くもないです。
なぜなら、大企業から中小企業まで年収の幅がかなりあるからです。
また年収が高い方も転勤に伴う諸手当も含まれているパターンもあるからです。
単身赴任などの場合は、出費が手当内に収まらずマイナス部分は自腹だったり…。
そのうえ転勤に伴う出費が多く、共働きが出来なかったりマイホームを持てなかったり不利な面も多いです。
年収が多くても出ていくお金も多いのが転勤族なので一概に高収入とは言えないとの実感です。
とはいえ、転勤があるくらいなので大企業や国家公務員、全国や海外に店舗がある優良企業が多い転勤族。
業種によってどのくらいの年収か、平均的な金額を調べてみました。
日本の平均年収
大前提として、基準になるのが日本の平均年収です。
こちらの平均年収をベースに考えれば、転勤族の年収がどのくらいなのか目安になります。
| 年代 | 平均年収 |
| 20代 | 352万円 |
| 30代 | 447万円 |
| 40代 | 511万円 |
| 50代 | 607万円 |
参考元:doda平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】
転勤族に多い仕事①国家公務員の年収
「転勤族=公務員」というイメージがあるほど、国家公務員の転勤は多いですね。
また、公務員は官舎があったりと福利厚生も手厚いイメージです。
実際の年収はどうなのでしょう。
転勤族に多い仕事②金融系の年収
金融系といえば、保険や銀行などです。
転勤族でなくても年収が高いイメージがありますが、全国転勤もある業種ですよね。
企業規模にもよりますが、平均年収は以下でした。
生命/損害保険会社の平均年収は676万円
就活の教科書|【隠れ優良企業も】生命/損害保険会社のホワイト企業ランキング一覧 | 年収,福利厚生も
転勤族に多い仕事③商社の年収
海外転勤のイメージがある商社。
年収も、他の転勤がある職種の中で高いです。
専門商社の平均年収は792万円
参考元:就職エージェントneo|【2024年最新版】商社の平均年収は?総合・専門・年代別にランキング形式でご紹介!
さすが、花形といったイメージの商社マン!
総合商社の年収はダントツに高いですね。
転勤族に多い仕事④メーカーの年収
いちばん年収に差が生じたのがメーカーです。
メーカーには電機から食品までさまざま。
大手メーカーは平均年収が4桁を超える会社もあれば、中小企業のメーカーは日本の平均年収を下回るケースもありました。
※メーカーでも業種別に360万円〜620万円と幅が広い
参考元:マンパワーグループ|メーカーの平均年収は?主要な業界ごとの企業別年収ランキングまで公開
転勤族の年収についてのまとめ
転勤族の多い職種では、日本の平均年収より高い給料水準となっています。
けれども出費も多いのが、転勤族の宿命。
福利厚生や手当が手厚い会社から、自腹を強いられるケースまで、本当にそれぞれです。
ご自分の会社の手当をよく理解し、計画的に資金計画を立てることが大事ですね。
しかしながら、転勤族の家計は見通しが立てづらい分、管理が雑になりがち。
老後貧乏になりやすい人が多いもの事実…。
そこで、プロに相談するのもおすすめです!

転勤族でも会社の福利厚生や手当が違うので参考にならず。プロに見てもらうのが1番手っ取り早く、失敗しません。
私も一度、プロのFPに相談して将来の教育資金や住居費用など、これから蓄える金額がクリアになって安心できました。
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